2012/11/09

無題

時間というものは怖い。
でも好きだとも思える。

何が怖いって、自分の知らないところで色んな人が色んなことをして色んな風に変わって行ってしまうことがなんか嫌い。

アバウトすぎるけど、例えば小さい時おばあちゃん家に行った時、「見ない間に大きくなったねー!」みたいなことを言われるケースが多いけども、もしおれがおばあちゃんの立場だったら、孫の成長の喜びと同時に自分の知らない間にこの子はこんなに大きくなってたのか、成長をそばで見ることができなくて少し寂しいな、という気持ちも湧いてしまう。

なんというか、同じ時間の中に生きていて、少し会わない間に知った顔の人が変わってたりすると少し寂しい。

何が言いたいかっていうと、今日スタジオに向かってなんとなくいつもと違う道で歩いてたら、「寒いから気をつけて帰ってね、また遊びにきて下さ〜い」なんて少し聞き覚えのある声がしたから、その方向を向いたらドレス着た同級生がお客さん見送ってたんだよね。

俺たちもう22歳だもんね。
もう子ども産んで専業主婦やってる子もいれば、幼稚園の先生もいるし、まだ医学部めざしてるヤツもいるし、来年の春から働く人もいるし、おれみたいにずーっと中学からの同級生とバンドしてる人もいる。

色んな生き方があるし、いろんな時間の過ごし方がある。

みんな違って、みんないいなんて言えないけど、みんな必死だ。

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